「うんうん、すごくわかるよその気持ち」
「告白することで今まで否定してた自分を認めることができた気がして嬉しかったんだ。たとえフラれても、その事実は変わらないから」
結果はどうであれ気持ちを告白できたことこそがこの恋の最高潮だったんだ。
蜂技くんが好きな自分を好きになれた瞬間だった。
緊張したけどとても清々しかったよ。
やりきったぞって。
カナミと犬井駆が敷いてくれた赤じゅうたんを全力で完走した賜物。
「本当にありがとう、二人とも」
「うん。みのりん、犬井くんにもちゃんと報告してあげてね。犬井くんが一番つらかったと思うから」
「もちろん。あ、そういえば……あれ?私言ったっけ、カナミの読みは当たってたよって」
「そんなの言われなくてもあたしは確信してたよーん!犬井くんわかりやすいんだもん。でも今日はなんだか様子おかしかったからもしかして、もうみのりんに告っちゃったのかなぁ?」
「っ……!」



