チャラ男も笑えば雑巾に当たる


「カナミ、応援してくれてありがとうね。犬井駆が昨日一緒に作戦立てたって言ってたからそれも重ねて感謝するよ。ありがとう」

「うっ、犬井くん正直すぎるぅー!なんで作戦実行前にタネ明かしするかな〜」

「ふふっ、ひみつの作戦だったの?にしては強行突破だったね」

「だって〜あの時はあれが一番いい方法かなーって!それよりみのりん、なんだかあんまり落ち込んでない気がするけど……大丈夫?ほんとはすごくショックだけどあたしがいるから泣きたいのガマンしてるの…?」


カナミは心配そうに私の顔をのぞき込む。


「うーん、もちろんショックなんだけど……それよりもなぜかスッキリしてるんだよね頭の中が。あれ、もしかして私、蜂技くんのことそんなに好きじゃなかったのかしら?」

「んー、それはないんじゃないかなぁ?蜂技くんを好きだった気持ちは本物だったと思うよー、みのりん見てると」

「そう、だよね……あの胸キュンは絶対ウソじゃない……」