チャラ男も笑えば雑巾に当たる


「ぎゃはははは!ヘンタイカナミだ!反撃するぞ、くらえー!」

それを見たガキ大将はおもしろがって女子たちのスカートをめくろうとホウキを振り回し始める。

うわ、サイアクだ、小学生かよ!


「危ないからやめな!」


せっかく注意したカナミが巻き込まれたのに黙っているわけにはいかず間へ止めに入るけれど。


「お、グラマー委員長も参戦ー!? 盛り上がってきましたねー!ギャハハハハ」

「ちょ、ちょっと!きゃあっ」


逆効果だったようで後悔。
余計に調子に乗りやがったガキ大将は私の足元めがけてホウキを振り回す。

反射的にジャンプしてかわすけれど男子らは私の胸を指差しゲラゲラ笑う。


「見たか今の!ボインボイン!」
「ギャハハハハハハ!すっげーバウンドした!」
「もっかいやれ!ゆらせゆらせ!」


────ブチッ。

それは私の堪忍袋の緒が切れる音。


「こんんんんんのヤロォ!!!」


叫んで大きく振りかぶって。