チャラ男も笑えば雑巾に当たる


お、お、大アタリ……!?


「わ、わあ……」

「すご、さすが委員長」


景品はミツバチのキャラクターの巨大なぬいぐるみだった。

ミツバチ……。

蜂技くん、これあなたのだと思う。


「あげるよ、蜂技くん」

「え、せっかく大アタリなのに」

「うん、さっきのおかえし」

「ははっ、倍返しじゃん」


くすくす笑いながらも受け取ってくれた。

うう、最高ですその笑顔。もうそれだけでいいです。もう何もいりません。ごちそうさまでした。ありがとうございました。おやすみなさい。

はあぁぁと感嘆のため息がもれそうになるのをぐっとこらえて会場内を散策する。

ひと通りみて回ったところでちょうど目の前のベンチが空いたので少し休憩することにした。


「楽しかったね、蜂技くん」

「うん。景品もゲットできたし満足」

「そういえば今何時だろう。カナミ足の痛み大丈夫かな」


スマホを確認するとメッセージが届いてる。