さようなら。



 こんにちは、珠月です!

 突然ですがわたしは、「坊っちゃん」が、明治期の小説でトップクラスに好きです。



 そんな夏目漱石さんといえば、「月がきれいですね」でしょうか。


 けれど、夏目漱石さんの言葉ではない、と言われているのです。

 世間では、いわゆる創作ではないかという考えが飛び交っています。



 話はずれましたが、「月がきれいですね」の答え方には、さまざまなものがあります。



 了承なら、「死んでもいいわ」「あなたと見るからきれいなのです」。

 断るなら、「手が届かないからきれいなのです」「曇って月が見えません」。


 そんなレパートリーの中でも、わたしが特に好きな返答があります。


 それは、「星のほうがきれいですよ」というもの。

 他の人の影を密かに示す言葉です。


 それを小説にできたらすてきかな、ということで、この物語ができました。



 読んでいただいたみなさまの心に、少しでも留まれば幸いです。