愛してると裏切った、君の嘘。

しかも、もう誰かと付き合っているだなんて噂も聞いてしまった。

嘘だって信じたいけれど──、容姿も成績も性格も、特に美点がない私は、悠と恋人になれるスタートラインにすら立てていないのではと思ってしまう。


ううん、



……私には、そもそも、スタートラインなんてもったいなくて、用意されてないのかもしれない。



あっ、ネガティブ思考回路停止!停止!止めてよぉっ!


自分の思考に歯止めをかけ、ため息を吐いた。



こーんなネガティブクヨクヨ女子、悠は絶対好きにならないな。