なんだか、さっきまで喉元にあった苦しい言葉がストンっと落ちたような感覚。
「千星ちゃんは今までずっと頑張りすぎてたんだよ〜⋯⋯。一回、休もう?」
「⋯⋯っ、うん⋯⋯」
「ゆっくりでいいから、お家⋯⋯帰ろっか?」
紡くんの言葉にこくっと頷いた私は、そのまま一緒に手を繋ぎながら帰り道を歩いた。
今まで生きてきた十三年間の中で、今日が一番さみしい下校の時間だっただろう。
そのくらいに、どんよりとした雰囲気で、空気で⋯⋯重い空だった。
☆ ☆ ☆
「千星、おかえりなさい! ⋯⋯今日は早かったのね? 言ってくれれば迎えに行ったのに⋯⋯って、どうしたの⋯⋯!」
家のドアを開けると、そこには今の時間帯にはいないはずのお母さんがいた。
お母さんは今、いないと思ったのに⋯⋯。
「おかあ、さん⋯⋯ごめん、なさい⋯⋯っ」
「千星⋯⋯?」
「わ、たし⋯⋯もう、学校⋯⋯行けないかも、しれない⋯⋯っ」
「⋯⋯千星」
私が学校に行けなくなってしまいそうなのは、ねいろだからってバレたことだけが理由じゃない。
みんなの視線が怖いからだ。
「千星ちゃんは今までずっと頑張りすぎてたんだよ〜⋯⋯。一回、休もう?」
「⋯⋯っ、うん⋯⋯」
「ゆっくりでいいから、お家⋯⋯帰ろっか?」
紡くんの言葉にこくっと頷いた私は、そのまま一緒に手を繋ぎながら帰り道を歩いた。
今まで生きてきた十三年間の中で、今日が一番さみしい下校の時間だっただろう。
そのくらいに、どんよりとした雰囲気で、空気で⋯⋯重い空だった。
☆ ☆ ☆
「千星、おかえりなさい! ⋯⋯今日は早かったのね? 言ってくれれば迎えに行ったのに⋯⋯って、どうしたの⋯⋯!」
家のドアを開けると、そこには今の時間帯にはいないはずのお母さんがいた。
お母さんは今、いないと思ったのに⋯⋯。
「おかあ、さん⋯⋯ごめん、なさい⋯⋯っ」
「千星⋯⋯?」
「わ、たし⋯⋯もう、学校⋯⋯行けないかも、しれない⋯⋯っ」
「⋯⋯千星」
私が学校に行けなくなってしまいそうなのは、ねいろだからってバレたことだけが理由じゃない。
みんなの視線が怖いからだ。



