世界で一番大切な親友へ

美優は乃愛の身体を揺さぶった


けれど、大好きな親友が再び息を吹き返すことはなかった。


「嫌ああああああああああああッ!! 乃愛! 乃愛のバカッ!! 置いていかないでよ!!」


美優の絶叫が、白い病室の中に響き渡る


美優は乃愛の冷たくなっていく胸に顔を埋め、子供のように声を上げて泣き続けた


窓の外には、二人の別れを嘲笑うかのような、どこまでも突き抜けるような青空が、ただ静かに広がっていた。