世界で一番大切な親友へ

どれも、どこにでもある、普通の女子高生の会話だった


「私ね、美優と一緒にいる時間が、世界で一番好きなんだ」


海の向こうに沈みゆく夕日を見つめながら、乃愛がぽつりと呟いた


オレンジ色の光に照らされた乃愛の横顔は、言葉にできないほど美しくて、そして、どこか儚げに見えた


「何よ、急に改まって。恥ずかしいじゃん」


「ふふ、本当のことだもん。いつも私を引っ張ってくれて、ありがとうね」