「お前さ、分かりやすすぎ」
放課後、3年4組の教室で机に突っ伏していると、親友の拓海に呆れた声で話しかけられた。
「は? 何がだよ」
「何がって、1年の愛心ちゃんのことだよ。あの子が『せーんぱいっ』って3階に来るたび、お前分かりやすく挙動不審になってんじゃん」
「……なってねーよ」
心臓がドクンと嫌な跳ね方をした。
バレていたらしい。
あいつは1年で一番のノリ担当で、いつも男女問わず輪の中心にいて笑っている。
そんなあいつが、俺の前でだけ、たまに妙に色っぽい上目遣いをしてくる。
(あんな顔、他の男の前でもやってんじゃねーだろうな……)
放課後、3年4組の教室で机に突っ伏していると、親友の拓海に呆れた声で話しかけられた。
「は? 何がだよ」
「何がって、1年の愛心ちゃんのことだよ。あの子が『せーんぱいっ』って3階に来るたび、お前分かりやすく挙動不審になってんじゃん」
「……なってねーよ」
心臓がドクンと嫌な跳ね方をした。
バレていたらしい。
あいつは1年で一番のノリ担当で、いつも男女問わず輪の中心にいて笑っている。
そんなあいつが、俺の前でだけ、たまに妙に色っぽい上目遣いをしてくる。
(あんな顔、他の男の前でもやってんじゃねーだろうな……)



