アンケート企画「大好きを君へ」

校門をくぐると、すぐに私を見つけたクラスメイトたちが走ってきた。

「あみ、おはよー! 今日の休み時間、また面白いモノマネ見せてよ!」

「おはよー! いいよ、新作仕込んできたから期待してて!」

私は1年1組のノリ担当。

自分で言うのもなんだけど、明るくて面白いから、いつも周りには自然と友達が集まってくる。

陽翔先輩はそれを見て、「じゃ、またな」と手を振ってにぎやかな3階の3年4組へ上がっていく。

先輩もクラスのムードメーカーで女子に甘いから、すごく人気がある。

お互いにそれぞれの教室での中心にいる。

だからこそ、周りからも「2人は仲がいい幼馴染」としか見られていないのが、最近の私の悩みだった。

(陽翔は私のこと、ただの面白い年下の親友としか思ってないのかな……)