アンケート企画「大好きを君へ」

「約束、守りましたよ、せーんぱいっ」

私が少し顎を引いて、あの頃と変わらない、でも1年分大人になった上目遣いで見上げると、

先輩は一瞬だけ目を見開いた。

「……あー、クソ。やっぱりお前のその顔、めちゃくちゃ可愛いわ」

先輩は照れくさそうに顔を真っ赤に染めると、私の手を引いて、

校舎の裏手にある静かな桜の木の下へと連れて行った。