陽翔先輩が卒業してから、私の毎日は一変した。
朝の登校風景に先輩の姿はなく、スマホの画面越しに「おはよ。今日も学校頑張れよ」と送られてくるメッセージだけが、今の私を支えている。
三年生になった。
「愛心、本当に陽翔くんと同じ高校を受けるつもりなの?」
リビングの机に参考書を山積みにしている私を見て、お母さんが心配そうに眉をひそめた。
手元にある模試の結果は、無情にも「D判定」。
「あの高校、今の愛心の成績からしたらかなり偏差値高いのよ? 先生からも今のままだと厳しいって言われたんでしょう? 別の学校も考えた方が……」
「嫌だ。私、絶対あそこに行くの」
私はノートを握りしめた。
朝の登校風景に先輩の姿はなく、スマホの画面越しに「おはよ。今日も学校頑張れよ」と送られてくるメッセージだけが、今の私を支えている。
三年生になった。
「愛心、本当に陽翔くんと同じ高校を受けるつもりなの?」
リビングの机に参考書を山積みにしている私を見て、お母さんが心配そうに眉をひそめた。
手元にある模試の結果は、無情にも「D判定」。
「あの高校、今の愛心の成績からしたらかなり偏差値高いのよ? 先生からも今のままだと厳しいって言われたんでしょう? 別の学校も考えた方が……」
「嫌だ。私、絶対あそこに行くの」
私はノートを握りしめた。



