学校でのあのお調子者の仮面の下で、先輩も私を「一人の女の子」として見て、ずっと悩んでいたんだ。
「高校が離れて寂しい思いさせるかもしれないけど……俺、もう我慢したくない。だから、今から俺の彼女になって。高校生になったら、絶対俺と同じ高校に来いよ。また毎日、一緒に登下校しよう」
胸の奥の痛みが、一瞬で熱い幸せに変わっていく。
先輩の未来を邪魔しようなんていう迷いは、どこかへ吹き飛んでいた。
いつものノリ担当の私らしく、涙目を拭いながら、思いきり笑顔で叫んだ。
「……っ、はい! 私も、陽翔先輩がずっと大好きです! 離れてても絶対浮気しないでくださいね! 1年後、絶対に先輩のいる高校に行きます!」
私の返事を聞いて、先輩はいつもの悪戯っぽい笑顔を咲かせた。
「よし、約束な。浮気なんかするかよ」
そう言って、私の手のひらに、第二ボタンをそっと握らせてくれた。
今度は親友としてじゃなく、愛おしそうに私の頭を優しく撫でる。
離ればなれになる寂しさを乗り越えて、私たちは今日から、特別な恋人同士になった。
「高校が離れて寂しい思いさせるかもしれないけど……俺、もう我慢したくない。だから、今から俺の彼女になって。高校生になったら、絶対俺と同じ高校に来いよ。また毎日、一緒に登下校しよう」
胸の奥の痛みが、一瞬で熱い幸せに変わっていく。
先輩の未来を邪魔しようなんていう迷いは、どこかへ吹き飛んでいた。
いつものノリ担当の私らしく、涙目を拭いながら、思いきり笑顔で叫んだ。
「……っ、はい! 私も、陽翔先輩がずっと大好きです! 離れてても絶対浮気しないでくださいね! 1年後、絶対に先輩のいる高校に行きます!」
私の返事を聞いて、先輩はいつもの悪戯っぽい笑顔を咲かせた。
「よし、約束な。浮気なんかするかよ」
そう言って、私の手のひらに、第二ボタンをそっと握らせてくれた。
今度は親友としてじゃなく、愛おしそうに私の頭を優しく撫でる。
離ればなれになる寂しさを乗り越えて、私たちは今日から、特別な恋人同士になった。



