目覚めたら、最推しの腕の中でした~1度終わった私の人生、もう一度恋をしました。~

夫から。

『子どもたちに話す前に、もう一度会いたい』

そう連絡が来てから。

二日後。

私は。

もう一度。

夫と向かい合っていた。

今度は。

星はいない。

二人だけ。

正確には。

一ノ瀬紗良の姿をした私と。

かつて。

高瀬美月の夫だった人。

静かな。

個室。

テーブルを挟んで。

夫は。

ずっと。

私を見ていた。

「……」

「……」

何を。

話せばいいんだろう。

前は。

子どもたちのこと。

今日あったこと。

家のこと。

そんな。

何でもない話を。

していた人。

なのに今は。

何から話せばいいのか。

分からない。

先に。

口を開いたのは。

夫だった。

「手紙」

「……うん」

「見た」

「そっか」

「青い封筒」

「うん」

「本当に」

夫が。

小さく息を吐く。

「まだあった」

私は。

少し笑った。

「捨てられなかったから」

「俺」

「捨てろって言ったよな」

「言った」

「あんな恥ずかしいやつ」

「だから取っといた」

「何でや」

その言い方。

懐かしい。

一瞬だけ。

昔に。

戻ったような気がした。

夫も。

同じことを思ったのか。

私を見て。

少しだけ。

目を細めた。

「……美月やな」

胸が。

きゅっとなる。

「うん」

「ほんまに」

何度も。

確かめるように。

夫は言った。

「美月なんやな」

「……うん」

夫が。

顔を覆った。

「意味分からん」

「私も」

「何で」

「うん」

「お前が」

顔を上げる。

「一ノ瀬紗良なんや」

「……分からない」

「ほんまに?」

「うん」

「嘘とか」

「ついてない」

「……」

「説明できるなら」

私は。

苦笑した。

「私が一番」

「説明してほしいよ」

夫は。

しばらく。

何も言わなかった。

◇◇◇

「美月」

「うん」

「一個」

夫が。

言いにくそうに。

視線を落とす。

「聞いていい?」

「うん」

「……帰ってくる気」

胸が。

止まりそうになった。

夫は。

続けた。

「ある?」

「……」

分かっていた。

いつか。

聞かれると。

でも。

実際に。

目の前で言われると。

思っていたより。

苦しかった。

「子どもらもおる」

「うん」

「星は」

少し。

笑う。

「もうお前がママやって」

「信じとる」

「……うん」

「他の子らも」

「もしかしたら」

「……」

夫が。

私を見る。

「家族」

言葉が。

止まる。

「また」

「戻れるんかなって」

その声に。

期待だけじゃない。

戸惑いも。

怖さも。

あった。

きっと。

この人自身も。

分からない。

亡くなった妻が。

別人の姿で戻ってきた。

だったら。

夫婦は。

元に戻るのか。

私は。

膝の上で。

手を握った。

逃げちゃいけない。

曖昧にしたら。

もっと。

傷つける。

「……戻れない」

夫の目が。

揺れた。

私は。

続けた。

「ごめん」

その言葉を。

口にして。

少し止まる。

また。

何でも。

謝ろうとしている。

私は。

首を振った。

「違う」

「……?」

「謝ることじゃないね」

一度。

息を吸う。

「私は」

「あなたの妻だった」

「うん」

「それは」

「今でも」

「なくしたくない」

夫の顔が。

少し。

歪む。

「あなたと結婚して」

「子どもたちが生まれて」

「楽しかったことも」

「いっぱいあった」

「……」

「喧嘩もした」

「いっぱい」

「嫌だったことも」

「寂しかったことも」

「……」

「でも」

私は。

夫を見る。

「全部」

「私の人生だった」

「……うん」

「だから」

「あなたとの時間を」

「間違いだったとは」

「思ってない」

夫が。

ゆっくり。

下を向いた。

「でも」

私は。

胸に手を当てる。

「もう」

「あなたの妻には」

「戻れない」

「……何で?」

低い声。

責めるというより。

確かめるような。

言葉だった。

私は。

少し迷った。

でも。

言う。

「私」

「今」

夫が。

顔を上げる。

「好きな人がいる」

「……」

静かになった。

夫の表情が。

止まる。

「……そっか」

それだけ。

でも。

声が。

明らかに。

変わった。

「事故のあと?」

「うん」

「その人」

「お前が美月やって」

「知っとる?」

「知ってる」

「……」

「最初から?」

「最初は」

私は。

少し苦笑する。

「信じてもらえなかった」

「そりゃそうやろ」

「うん」

「私もそう思う」

夫が。

少しだけ。

笑った。

でも。

すぐに。

真顔に戻る。

「その人」

「誰」

心臓が。

跳ねる。

まだ。

言わなくても。

いいのかもしれない。

陽向も。

一つずつでいいと。

言ってくれた。

でも。

ここまで。

ちゃんと。

区切りをつけるなら。

隠したくなかった。

「天城陽向」

「……」

夫が。

固まった。

「……誰?」

「ASTERの」

「いや」

夫が。

手を上げる。

「名前は知っとる」

「……」

「え?」

「お前」

「好きやったやつやん」

「……はい」

夫が。

数秒。

何も言わない。

そして。

ゆっくり。

額を押さえた。

「待って」

「うん」

「死んだと思っとった嫁が」

「人気女優の身体で戻ってきて」

「……うん」

「その嫁が」

「昔から好きやったトップアイドルと」

「付き合っとる?」

「……はい」

「意味分からん」

「私も」

「お前」

夫が。

思わず。

笑ってしまった。

「人生二周目」

「強すぎやろ」

「そういう言い方やめて」

私も。

少しだけ。

笑った。

ほんの少し。

昔みたいに。

◇◇◇

でも。

夫の笑顔は。

すぐに消えた。

「……好きなん」

「うん」

「その人のこと」

私は。

迷わなかった。

「好き」

夫が。

目を伏せる。

「そっか」

「……うん」

「俺より?」

その質問に。

胸が。

痛んだ。

比べるもの。

なのかな。

私は。

しばらく。

考えた。

「比べられない」

「……」

「あなたを好きだったのは」

「嘘じゃない」

「……うん」

「でも」

私は。

ゆっくり。

言葉を選ぶ。

「あなたを好きだった私と」

「今」

「陽向を好きな私は」

「違う時間を生きてる」

夫が。

黙って。

聞いている。

「昔に戻って」

「どっちが上だったとか」

「そういうことじゃない」

「……」

「あなたは」

「私の一度目の人生で」

「家族だった」

胸が。

少し。

締めつけられる。

「陽向は」

「今の私が」

「これから一緒に生きたい人」

「……」

夫は。

しばらく。

黙っていた。

そして。

小さく。

「きついな」

と。

言った。

私は。

何も。

言えなかった。

当然。

傷つく。

亡くなったと。

思っていた妻が。

戻ってきて。

その妻から。

別の人を。

好きだと言われる。

「でも」

夫が。

テーブルを見つめる。

「俺が」

「お前に」

「帰ってこいって言うのも」

「違うんかもな」

「……」

「だって」

少し。

苦笑する。

「帰ってきたところで」

「一ノ瀬紗良として」

「暮らすんやろ?」

「……うん」

「仕事もある」

「うん」

「それに」

夫が。

私を見る。

「お前」

「前と」

「ちょっと変わった」

胸が。

鳴る。

「変わった?」

「うん」

「前なら」

「こんなこと」

「言えんかったやろ」

「……」

「俺がどう思うか」

「子どもらがどう思うか」

「そっちばっか考えて」

「……」

「自分が」

「誰を好きとか」

「どうしたいとか」

夫が。

少し笑う。

「最後まで」

「言わんかったと思う」

私は。

何も。

言えなかった。

この人も。

知っていたんだ。

私が。

自分の気持ちを。

後回しにしていたこと。

全部ではなくても。

「……そうかも」

私は。

小さく笑った。

「今は」

「言うようにしてる」

「そっか」

「うん」

「……そのほうが」

夫が。

少し。

寂しそうに笑った。

「ええんかもな」

「……」

「俺とおったときに」

「そうできとったら」

一瞬。

声が。

詰まる。

「もうちょい」

「違ったんかな」

胸が。

痛くなった。

これは。

責めるための。

言葉じゃない。

後悔。

私にも。

ある。

「……分からない」

私は。

正直に言った。

「でも」

「私だけじゃない」

夫を見る。

「あなたも」

「言わなかったこと」

「いっぱいあったでしょ」

「……あるな」

「だから」

「どっちか一人が」

「悪かったわけじゃないと思う」

「……」

「合わなかったところも」

「うまく話せなかったところも」

「いっぱいあった」

「うん」

「それでも」

私は。

少し笑う。

「子どもたちが生まれたことは」

「私」

「絶対」

「後悔してない」

夫の目が。

少し赤くなる。

「俺も」

「うん」

「そこだけは」

「絶対」

「同じ」

胸が。

温かくなった。

夫婦には。

戻らない。

でも。

この人と。

完全な他人に。

なるわけでもない。

私たちには。

五人の子どもたちがいる。

それだけは。

変わらない。

◇◇◇

「美月」

「うん」

「子どもらに」

夫が。

ゆっくり。

言う。

「話そうと思う」

心臓が。

大きく鳴った。

「本当に?」

「ただ」

「うん」

「いきなり」

「お母さん生きとったぞ」

「は無理や」

「……それはそう」

「星みたいに」

「信じる子もおれば」

「怖がる子も」

「おるかもしれん」

「うん」

「だから」

夫は。

少し考える。

「一人ずつ」

「話したほうがええと思う」

「……うん」

同じことを。

星も。

言っていた。

「それと」

「何?」

「俺から」

「先に聞いてみる」

「……」

「ママのこと」

「話したいか」

「会いたいか」

胸が。

締めつけられる。

「うん」

「無理やりは」

「せん」

「うん」

「それでいい」

私は。

何度も。

頷いた。

「ありがとう」

「礼言われることじゃない」

「でも」

私は。

涙を拭う。

「子どもたちのこと」

「ずっと」

「見てくれてたから」

夫が。

少し。

眉を寄せる。

「俺の子でもあるやろ」

「うん」

「当たり前や」

「うん」

それでも。

私がいなくなってから。

大変だったはず。

悲しむ暇も。

なかったかもしれない。

「……大変だった?」

聞くと。

夫は。

少しだけ。

笑った。

「めちゃくちゃ」

「……だよね」

「お前」

「ようこんなん」

「毎日やっとったなって」

「今さら?」

「今さら」

私は。

思わず。

笑った。

「遅いわ」

「悪かった」

「ほんとに」

二人で。

笑う。

でも。

涙も。

出た。

もし。

生きていたときに。

こんなふうに。

話せていたら。

違ったことも。

あったのかもしれない。

でも。

今さら。

過去を。

やり直すことはできない。

だから。

これから。

できる形を。

考える。

◇◇◇

夫が。

少しだけ。

真面目な顔になる。

「あと」

「うん」

「その」

「天城……陽向?」

「うん」

「子どもらには」

「どうするん」

「……」

難しい。

私は。

少し。

考えた。

「今すぐ」

「みんなに言うつもりはない」

「そっか」

「まず」

「私がママだってことだけでも」

「大きすぎるから」

「うん」

「陽向のことは」

「そのあと」

「……」

夫が。

少し。

安心したように。

息を吐く。

「でも」

私は。

続ける。

「隠し続けるつもりもない」

夫が。

私を見る。

「ちゃんと」

「いつか」

「私が好きな人だって」

「伝えたい」

「……そっか」

「うん」

「星には?」

「もうバレてる」

「……」

夫が。

額を押さえた。

「星」

「情報量多すぎるやろ」

「本人も言ってた」

また。

少し。

笑った。

「……その人」

夫が。

静かに聞く。

「子どもらのこと」

「知っとるん?」

「うん」

「五人とも?」

「うん」

「……嫌がってない?」

私は。

首を振った。

「むしろ」

「私が子どもたちを忘れる必要ないって」

「言ってくれた」

夫の目が。

少し。

揺れる。

「そうか」

「うん」

「子どもたちは」

「私の一部だからって」

「……」

夫が。

しばらく。

何も言わなかった。

そして。

「なら」

小さく。

言った。

「ええ人なんやろな」

「……うん」

涙が。

少し。

滲んだ。

「すごく」

「そうか」

それ以上。

夫は。

何も聞かなかった。

◇◇◇

帰る前。

夫が。

立ち上がる。

私も。

立つ。

「じゃあ」

「うん」

「子どもらに」

「聞いてみる」

「うん」

「返事」

「連絡する」

「分かった」

一度。

夫が。

背を向ける。

でも。

扉の前で。

止まった。

「美月」

「ん?」

振り返る。

「……生きとって」

少し。

言葉を探す。

「よかった」

胸が。

詰まった。

「……うん」

「最初は」

夫が。

苦笑する。

「こんなんなら」

「元に戻れんかなって」

「思ったけど」

「……」

「でも」

私を見る。

「お前が」

「生きとるだけで」

「よかったんやと思う」

涙が。

落ちた。

「……ありがとう」

「子どもらに」

「また会えるとええな」

「うん」

「じゃ」

「うん」

夫が。

ドアを開ける。

私は。

その背中に。

言った。

「ねえ」

夫が。

振り返る。

「今まで」

「……」

「ありがとう」

「何や急に」

「言いたかったから」

私は。

少し笑う。

「夫婦として」

「うまくいかなかったことも」

「いっぱいあったけど」

「……」

「一緒に」

「子どもたちの親になってくれて」

「ありがとう」

夫の目が。

少し。

赤くなった。

「……俺も」

それだけ。

言って。

今度こそ。

部屋を出ていった。

私は。

追いかけなかった。

もう。

妻として。

その背中を。

追うことはない。

でも。

子どもたちの父親として。

これからも。

繋がっていく。

それでいい。

◇◇◇

夜。

陽向が。

私の部屋へ来た。

「……どうだった?」

玄関を開けた瞬間。

聞かれた。

私は。

少し笑う。

「ちゃんと」

「終わらせてきた」

陽向の目が。

揺れた。

「終わらせた?」

「うん」

リビングへ。

二人で移動する。

「夫婦には」

「戻らないって」

「言った」

「……」

「私」

陽向を見る。

「好きな人がいるって」

陽向の顔が。

一気に。

赤くなる。

「……俺?」

「他に誰がいるの」

「いや」

耳まで。

真っ赤。

「旦那さんに?」

「うん」

「俺の名前?」

「言った」

「……」

陽向が。

ソファに。

崩れ落ちた。

「無理」

「何が?」

「元旦那に」

顔を覆う。

「美月の彼氏として」

「認識された」

私は。

笑ってしまう。

「そこ?」

「そこ大事!」

「ふふっ」

でも。

少しして。

陽向は。

顔を上げた。

「美月」

「何?」

「大丈夫だった?」

「……」

私は。

考える。

寂しさ。

あった。

昔を。

思い出した。

もし。

あのとき。

もっと話せていたら。

そんな後悔も。

少し。

あった。

でも。

「大丈夫」

一度。

止まる。

「……ううん」

言い直す。

「寂しかった」

「うん」

「ちょっと」

「泣きそうだった」

「うん」

「でも」

陽向の隣へ。

座る。

「戻りたいとは」

「思わなかった」

陽向が。

静かに。

私を見る。

「ちゃんと」

私は。

陽向の手を取る。

「過去なんだって」

「思えた」

「……そっか」

「うん」

「私」

少し笑う。

「前の夫との時間を」

「消したくない」

「うん」

「これからも」

「子どもたちのことで」

「繋がると思う」

「うん」

「でも」

私は。

指を絡める。

「恋愛として」

「一緒にいたいのは」

陽向を見る。

「陽向」

その瞬間。

陽向の顔が。

ぐしゃっと。

崩れた。

「……何その顔」

「いや」

「嬉しい」

「泣くの?」

「泣かない」

目。

少し。

潤んでる。

「陽向」

「何?」

「私」

「うん」

「過去を」

「捨てて」

「陽向を選んだんじゃないよ」

「……」

「過去は」

「ちゃんと大事」

「うん」

「でも」

私は。

笑った。

「未来を」

「陽向と生きたい」

陽向が。

何も言えなくなる。

数秒。

そのまま。

私を見て。

そして。

急に。

抱きしめた。

「……美月」

「うん」

「それ」

「ヤバい」

「何が?」

「めちゃくちゃ嬉しい」

私は。

陽向の背中へ。

腕を回す。

「陽向」

「ん?」

「これからも」

「子どもたちのことで」

「前の夫と会うこと」

「あると思う」

「うん」

「嫌だったら」

「ちゃんと言ってね」

陽向が。

少し。

考える。

「嫉妬したら言う」

「うん」

「でも」

私の肩に。

顎を乗せる。

「会うなとは」

「言わない」

「……うん」

「だって」

「?」

「子どもたちの父親だもん」

胸が。

温かくなる。

「ありがとう」

「ただし」

「何?」

陽向が。

少し離れて。

私を見る。

「帰ってきたら」

「俺に会って」

「……」

「何それ」

「彼氏の充電」

「陽向が?」

「俺も」

「美月も」

私は。

笑った。

「じゃあ」

「今日」

「充電する?」

陽向が。

固まった。

「……美月」

「何?」

「最近」

「急に強い」

「嫌?」

「めちゃくちゃ好き」

笑いながら。

唇が。

重なった。

優しく。

短い。

キス。

私は。

もう。

迷わなかった。

前の夫に。

申し訳ないからでも。

紗良に。

申し訳ないからでもなく。

自分の気持ちで。

陽向を。

好きでいる。

◇◇◇

その夜。

夫から。

メッセージが届いた。

『明日、子どもらに聞いてみる』

私は。

画面を。

しばらく見つめた。

いよいよ。

次は。

子どもたち。

星以外の。

大切な。

四人。

会いたい。

怖い。

でも。

もう。

逃げない。

陽向との未来を。

選んだからといって。

母親を。

やめるわけじゃない。

母親だからといって。

自分の恋を。

捨てる必要もない。

私は。

どちらも。

大切にする。

それが。

今の。

高瀬美月だから。

私は。

夫へ。

一言。

返した。

『ありがとう。みんながどうしたいか、ちゃんと聞いてあげて』

送信。

そして。

陽向とのトーク画面を。

開く。

『今日はありがとう』

すぐ。

返事。

『何が?』

私は。

少し笑って。

打った。

『私の過去ごと、大切にしてくれて』

数秒後。

『当たり前』

続けて。

『過去があるから今の美月がいるんでしょ』

胸が。

温かくなる。

私は。

スマートフォンを。

胸に抱いた。

夫だった人との。

時間。

子どもたちとの。

時間。

紗良が。

生きた時間。

陽向と。

これから作る時間。

全部。

一本の道に。

繋がり始めている。

もう。

前の人生へ。

戻るんじゃない。

二つの人生を。

繋いで。

私は。

前へ。

進んでいく。