10年越しの約束はトップの学園で

アリーナのテストが終わり、

私は頬の傷を押さえながら控え室へ向かった。

鏡に映る自分の顔。

細い赤い線が頬に走っている。

私は小さく息を吐いた。

未「……兄たちなら、これを見て笑うだろうな。」


“また怪我?
ほんと、迷惑な妹だな。”


“お前がいると家が暗くなるんだよ。”

そんな言葉が、

ふっと脳裏に蘇る。

未来は首を振った。

未「兄たちのことは考えないようにしよう……」