星空ラブレターは、君に届かない

「…」

無言でスマホをいじる宗弥。

スマホ、ダメじゃないかな…?

校則的には、スマホは緊急時以外使用禁止。

わたしは委員長だから、注意してもおかしくないよね。

「あの…スマホはやめた方がいいよ」

だから、委員長として、注意した方がいいよね。

「…んだよ」

不機嫌になりながらも、やめてくれた。

「今度から、気をつけてね」

「ちっ…」

舌打ちをした宗弥。

わたしだって、本当は、注意したくないよ。

でも、仕方ないじゃん。やってる宗弥が悪いんだから。

「ごめんね」

「…別に」

でも、わたしは本当は知っている。

宗弥は根は優しいということを。



**

『宗ちゃーん!』

幼いころの時。

わたしと宗弥が公園であそんだよね。

『星!あーそーぼっ』

昔の君を知っているのは、わたしだけかもしれない。

『大きくなったら、俺と結婚してね』

わたしは宗弥から白いお花のブーケをもらって。

そうして、わたしたちは触れるだけのキスを交わしていた。



わたし、覚えてるんだから。

ずっとずっと、ずうっとね、宗弥のことが大好きだったんだよ。

結婚だって、信じていたんだから。

でも、冷たくなったのはー。



































わたしが宗弥のことを振ったからー?