学園のトップスリーは、顔面偏差値が高すぎるっ!

放課後。

わたしは机にうつぶせながら

「千束ちゃーん…」

とうなった。

「美空〜?どうしたのよ。そんなへこたれて。
わたしがいない時になにかあった?」

ありました、とてもありました。

わたしは心の中で頷く。

かくかくじかじかと説明する。

「えええ!すごいじゃない!」

「すごいって…?」

わたしはポカンとする。

なにがすごいのかな…?

「あの羽沢先輩と屋上で密会!?きゃ〜、萌える〜」

な、なに萌えてんの!

密会ってなに…わたしそんなやらしいことしてないよ!?

「お、落ち着いて、千束ちゃん」

「落ち着けるわけないでしょ!!あの羽沢先輩と!?羨ましい〜」

「千束ちゃん、彼氏いるでしょう?」

浮気はダメだよ…。

「ふっふっふー。これは推しとしての"好き"だから大丈夫よ!」

そーかなぁ。

「なに話してんの」

きょ、きょきょきょ京ちゃんっ!?

びっくりして、思わずびくっと肩が跳ねる。