100文字ミステリー謎解きたちの話

古いマンションの5階からエレベータに乗ろうとすると、5才ぐらいの男の子が1人降りて、逆側にある階段を昇っていった。
空のエレベータに乗ってボタンを押した瞬間、その子がわざわざ降りた理由がわかった。

【真相】
エレベータはマンション同様古く、ドア横にしか階数のボタンが付いてなかった。
そしてその子が手を伸ばして届く高さにあったギリギリのボタンが、5階のボタンだったのだ。
他に乗る人がいれば、その子が本当に行きたい階のボタンを押してくれたかもしれないが、運悪くその子1人では、どうすることもできまい……