僕たちの余命は、一週間で一生分

なのに、陽菜の描くひまわりの絵や、絵について熱っぽく語る陽菜の瞳からは、不思議と嫌な感じがしなかった


それどころか、もっと見ていたい、もっと彼女の話を聞いていたいと思ってしまう


生きるのなんて、面倒だと思ってたのにな……


陽菜と過ごす時間は、一千万円の銀行残高を見るよりも、俺の心をずっと満たしてくれた


だけど、幸せを感じれば感じるほど、俺の胸の奥には冷たい現実が這い上がってくる


男に売ってしまった、俺の寿命。


スマホの画面を開けば、残高はまだたっぷりある


だけど、俺の命の砂時計は、確実に終わりの時へと向かって落ち続けていた。