陽菜はそう言うと、俺の返事も待たずに楽しそうに売店へと駆けていった
ショートカットの髪が、お昼の太陽の光を浴びてきらきらと光っている。
大学内で、こうして時々会うようになった
経済学部の俺と、芸術学部の陽菜
棟は少し離れているけれど、陽菜は俺を見つけると、いつも周りの目なんて気にせずに真っ直ぐ駆け寄ってきてくれた
ただの隣人から、キャンパスで話す友人へ
一人で食べるはずだった学食の唐揚げ定食が、陽菜が隣で楽しそうに「今日の油絵の授業がさ!」と話すのを聞いているだけで、驚くほど美味しく感じられた
実家では、妹の絵ばかりが褒められ、俺はいつも否定されていた。
だから、絵を描く人間に対して、俺はどこか苦手意識があったはずだった
ショートカットの髪が、お昼の太陽の光を浴びてきらきらと光っている。
大学内で、こうして時々会うようになった
経済学部の俺と、芸術学部の陽菜
棟は少し離れているけれど、陽菜は俺を見つけると、いつも周りの目なんて気にせずに真っ直ぐ駆け寄ってきてくれた
ただの隣人から、キャンパスで話す友人へ
一人で食べるはずだった学食の唐揚げ定食が、陽菜が隣で楽しそうに「今日の油絵の授業がさ!」と話すのを聞いているだけで、驚くほど美味しく感じられた
実家では、妹の絵ばかりが褒められ、俺はいつも否定されていた。
だから、絵を描く人間に対して、俺はどこか苦手意識があったはずだった



