陽菜が隣の部屋の鍵を開け、俺は重い段ボールを彼女の部屋の玄関口へと運び入れた
初めて入る、陽菜の部屋。
玄関からすでにつんとする油絵の具の匂いが漂っていて、壁にはたくさんの描きかけの絵が立てかけられていた
そのどれもが、青空や太陽、そして向日葵といった、明るい光に満ちた世界だった
「ふぅ……。本当に助かっちゃった。お礼に、お茶でも飲んでいく?」
「あ、いや、悪いからいいよ。隣だし」
「ダメ! 命の恩人をそのまま帰せないもん。ちょっと待っててね、今お湯沸かすから!」
陽菜の勢いに押し切られ、俺はなぜか彼女の部屋の小さなローテーブルの前に座ることになった
部屋を見渡すと、お世辞にも豪華とは言えないけれど、彼女の「好き」がぎゅっと詰まった温かい空間だった。
ただ、ふと気になった
初めて入る、陽菜の部屋。
玄関からすでにつんとする油絵の具の匂いが漂っていて、壁にはたくさんの描きかけの絵が立てかけられていた
そのどれもが、青空や太陽、そして向日葵といった、明るい光に満ちた世界だった
「ふぅ……。本当に助かっちゃった。お礼に、お茶でも飲んでいく?」
「あ、いや、悪いからいいよ。隣だし」
「ダメ! 命の恩人をそのまま帰せないもん。ちょっと待っててね、今お湯沸かすから!」
陽菜の勢いに押し切られ、俺はなぜか彼女の部屋の小さなローテーブルの前に座ることになった
部屋を見渡すと、お世辞にも豪華とは言えないけれど、彼女の「好き」がぎゅっと詰まった温かい空間だった。
ただ、ふと気になった



