僕たちの余命は、一週間で一生分

陽菜が隣の部屋の鍵を開け、俺は重い段ボールを彼女の部屋の玄関口へと運び入れた


初めて入る、陽菜の部屋。


玄関からすでにつんとする油絵の具の匂いが漂っていて、壁にはたくさんの描きかけの絵が立てかけられていた


そのどれもが、青空や太陽、そして向日葵といった、明るい光に満ちた世界だった


「ふぅ……。本当に助かっちゃった。お礼に、お茶でも飲んでいく?」


「あ、いや、悪いからいいよ。隣だし」


「ダメ! 命の恩人をそのまま帰せないもん。ちょっと待っててね、今お湯沸かすから!」


陽菜の勢いに押し切られ、俺はなぜか彼女の部屋の小さなローテーブルの前に座ることになった


部屋を見渡すと、お世辞にも豪華とは言えないけれど、彼女の「好き」がぎゅっと詰まった温かい空間だった。


ただ、ふと気になった