(……最悪。蓮の隣がよかったなぁ……)
内心、ものすごくガッカリしながら、カバンを網棚にのせる。
周りの奴らから見れば、「席が離れても気にしない、サバサバした男友達」に見えるだろう。
だけど、俺の視線は、どうしても数列前の、蓮の後頭部を追いかけてしまう。
「なぁ、蓮ってさ。今回の合宿、マジで気合い入ってね?」
「わかる。昨日も居残りして、シュート練習してたしな」
隣の部員と、楽しそうにサッカーの話をしている蓮の横顔。
俺が見たことのない、真剣な『部活モード』の顔だった。
(……なんか、遠いな。いつもはあんなにベタベタしてくるのに、離れると、全然こっち見てくれない)
胸の奥が、ちくっと痛む。
自分だけが、蓮の近くにいられなくて、寂しがっているみたいで恥ずかしかった。
内心、ものすごくガッカリしながら、カバンを網棚にのせる。
周りの奴らから見れば、「席が離れても気にしない、サバサバした男友達」に見えるだろう。
だけど、俺の視線は、どうしても数列前の、蓮の後頭部を追いかけてしまう。
「なぁ、蓮ってさ。今回の合宿、マジで気合い入ってね?」
「わかる。昨日も居残りして、シュート練習してたしな」
隣の部員と、楽しそうにサッカーの話をしている蓮の横顔。
俺が見たことのない、真剣な『部活モード』の顔だった。
(……なんか、遠いな。いつもはあんなにベタベタしてくるのに、離れると、全然こっち見てくれない)
胸の奥が、ちくっと痛む。
自分だけが、蓮の近くにいられなくて、寂しがっているみたいで恥ずかしかった。


