『付き合ってない、たぶん』上

そして、いよいよ最後の4枚目。

画面に表示された文字を見て、俺たちの思考は完全にフリーズした。

【 ラストは……ドキドキ❤キスプリポーズ! 】

「キ、キス……っ!?」

俺の口から情けない声が出る。

いくら何でも、ゲームセンターのプリクラ機の中でキスなんてハードルが高すぎる。

「……おい、これマジか」

蓮も切れ長の目を丸くして、タッチパネルと俺の顔を交互に見ながら、見たことがないくらい狼狽していた。

『さぁ、ラストだよ! 5、4、3……』

「っ、む、無理無理! 流石にね、外だし、恥ずかしすぎるよ……っ!」

俺が慌てて両手をブンブンと振って拒否しようとした、その時。