文化祭の喧騒が遠ざかった、すっかり暗くなった夜の帰り道。
街灯がぽつぽつと照らすアスファルトの上を、俺と蓮はいつも通りのゼロ距離で並んで歩いていた。
だけど、何かが決定的に違っていた。
「……なぁ、春」
「う、うん?」
蓮がぶっきらぼうに声をかけてくる。
横を向くと、蓮はふいっと目を逸らしながら、だけど大きな手を泳がせるようにして、
俺の右手をきゅっと握りしめてきた。
(ひゃ、ひゃうっ……!?)
心臓が跳ね上がる。
街灯がぽつぽつと照らすアスファルトの上を、俺と蓮はいつも通りのゼロ距離で並んで歩いていた。
だけど、何かが決定的に違っていた。
「……なぁ、春」
「う、うん?」
蓮がぶっきらぼうに声をかけてくる。
横を向くと、蓮はふいっと目を逸らしながら、だけど大きな手を泳がせるようにして、
俺の右手をきゅっと握りしめてきた。
(ひゃ、ひゃうっ……!?)
心臓が跳ね上がる。


