俺はカタカタと震える手でマイクを両手で包み込み、精一杯の声を、学校中のスピーカーに響かせた。
「蓮……っ! 俺も、俺もずっとお前が好きだったんだよ!! 蓮が拓海のこと好きなんだと思って、今日で幼馴染が終わる覚悟でここに来たんだよ……!!」
今度は中庭が、さっきの何倍もの大絶叫に包まれた。
「は……? 俺が?拓海……?」
蓮が呆然と目を見開く。
「何言ってんだお前、あいつには――」
ステージの最前列で、スマホのカメラを向けたまま、拓海が「ブハッ!」と盛大に吹き出した。
その隣で、陸と凛が「ほら見ろ!やっぱり大勘違いしてたじゃん!」と大爆笑している。
「あははは!お前らマジで最高すぎるだろ! どんだけ俺のことで勝手に病んでたんだよ!」
拓海はステージのふたりに向かって、お腹を抱えながら声を張り上げた。
「春! 蓮のやつが俺を好きになるわけねぇだろ! 俺、普通に中等部の頃から他校に彼女いっから!!」
「……えっ!?」
「蓮……っ! 俺も、俺もずっとお前が好きだったんだよ!! 蓮が拓海のこと好きなんだと思って、今日で幼馴染が終わる覚悟でここに来たんだよ……!!」
今度は中庭が、さっきの何倍もの大絶叫に包まれた。
「は……? 俺が?拓海……?」
蓮が呆然と目を見開く。
「何言ってんだお前、あいつには――」
ステージの最前列で、スマホのカメラを向けたまま、拓海が「ブハッ!」と盛大に吹き出した。
その隣で、陸と凛が「ほら見ろ!やっぱり大勘違いしてたじゃん!」と大爆笑している。
「あははは!お前らマジで最高すぎるだろ! どんだけ俺のことで勝手に病んでたんだよ!」
拓海はステージのふたりに向かって、お腹を抱えながら声を張り上げた。
「春! 蓮のやつが俺を好きになるわけねぇだろ! 俺、普通に中等部の頃から他校に彼女いっから!!」
「……えっ!?」


