拓海たちが離れていった後、蓮はさらに不機嫌そうに机を叩いて立ち上がった。
「……俺、ちょっと凛に呼ばれてるから行ってくる」
「あ、うん。いってらっしゃい……」
すれ違う瞬間、蓮のたくましい肩が俺の肩にほんの少しだけ擦れた。
その一瞬の体温だけで、胸の奥が締め付けられるように痛む。
だけど、今日でこの「幼馴染」の関係すら終わるかもしれない。
お互いに同じステージで、お互いに玉砕覚悟の告白をするなんて夢にも思っていない二人の、
最悪で最高にギクシャクした文化祭が、ついに始まった。
「……俺、ちょっと凛に呼ばれてるから行ってくる」
「あ、うん。いってらっしゃい……」
すれ違う瞬間、蓮のたくましい肩が俺の肩にほんの少しだけ擦れた。
その一瞬の体温だけで、胸の奥が締め付けられるように痛む。
だけど、今日でこの「幼馴染」の関係すら終わるかもしれない。
お互いに同じステージで、お互いに玉砕覚悟の告白をするなんて夢にも思っていない二人の、
最悪で最高にギクシャクした文化祭が、ついに始まった。


