愛故に





☆☆☆



3時間のバイトはあっという間に終わった。



彗斗くんもう来てるかな?



「お疲れ様です、お先です。」



「おつかれー!」「おつかれさまです」



この後残るメンバーたちに挨拶をして外に出ると、少し離れたところに見慣れた車が停まっていた。



彗斗くん!



運転席の窓が開くとにこにこ笑う彗斗くんが待っていた。



「お疲れ、美月。」



「彗斗くん!来てくれてありがとう。」



助手席に乗り込むと、彗斗くんは車を走らせ始めた。