愛故に





緊張も恥ずかしさもあった。
___けれどそれ以上に好きな人に触れられることが嬉しかった。



何度も互いの名前を呼んで。



何度も「好き」「愛してる」と伝えて。



一度だけでは足りないくらい、愛し合った。
離れてしまうのが惜しくて、何度も抱きしめ合った。



触れ合うたびに、もっと近くにいたいと思った。
そのたびに愛を伝え合う。



そうして私たちは長い夜を二人で過ごし、いつもより深く互いを知った。