愛故に





「ちょっと、彩花ってば!声大きすぎ!」



「ごめんごめん!だってさ、ついに!?
いやーもうほんとにおめでとう!」



彩花が私の手を握って、ぶんぶんしている。



「やばいなんか自分のことみたいに嬉しいんだけど!
ねーもうほんとにおめでとう、美月!」



「ふふっ、彩花ありがとう。」



彩花が自分のことのように喜んでくれることもすごく嬉しい。



いやー、やっとくっついたかぁなんて言いながら、よしよしって私の頭を優しく撫でている彩花。



「ちなみに聞いていい?!
昨日はどんな感じだったの?」



「映画行って……帰りに告白された。」



「きゃー!なにそれ最高!」



「もう!だから声!!!」



講義が始まるギリギリまで恋バナで盛り上がった。