愛故に




☆☆☆


映画の後は近くにあった韓国風のカフェに入った。



映画の感想を話したり、大学の話をしたり。
___そして気がつけば、夕方になっていた。



「あれ、もうこんな時間?」



「なんか今日あっという間だった。
___時間経つの早いな。」



彗斗くんの言う通り、私も楽しすぎて本当に一瞬で時間が過ぎてしまった。



「今日すっごく楽しかった。」



「俺も。」



お店を出て、夕暮れの街を2人で歩きだした。



帰り道、彗斗くんは何度も何かを言おうとしては黙っていた。