通りすがりの俺様

 そのうち、男三人は、

 いずるちゃんの部屋は何処だ?
 このだだっ広い家の見取り図はないのか、とわいわい盛り上がり、いずるの存在を忘れた。

 いずるはそれを眺めながら、程よく冷えたワインを飲み、
「おやすみなさい~」
と部屋へと戻っていった。