網目状のカバーの奥にある、人の目と視線がぶつかった。
「……!!」
恐怖で言葉を失い、その場に尻もちをついてしまった。
換気口の奥にある目から視線をそらすことができない。
暗がりの中に浮かんだふたつの目の下に、ポッカリと穴があいた。
その中に歯並びが見えた。
「俺のコンタクトレンズ、返して」
私は悲鳴を上げて意識を失ってしまったのだった。
☆☆☆
結局、男は取り逃してしまった。
が、どうして男が行方不明になったのかはわかった。
盗撮だけで満足できなくなった男はホテルにもぐりこんで通気口に入り込み、客室を渡り歩いていたのだ。
「……!!」
恐怖で言葉を失い、その場に尻もちをついてしまった。
換気口の奥にある目から視線をそらすことができない。
暗がりの中に浮かんだふたつの目の下に、ポッカリと穴があいた。
その中に歯並びが見えた。
「俺のコンタクトレンズ、返して」
私は悲鳴を上げて意識を失ってしまったのだった。
☆☆☆
結局、男は取り逃してしまった。
が、どうして男が行方不明になったのかはわかった。
盗撮だけで満足できなくなった男はホテルにもぐりこんで通気口に入り込み、客室を渡り歩いていたのだ。



