得体のしれない男を追いかけてここまできたことで、少し神経質になりすぎているのかもしれない。
「なにか食べてお腹がいっぱいになればまた寝れるわよ」
自分自身に言い聞かせて着替えに手を伸ばす。
スゥ……ハァ……。
確かに聞こえてきた呼吸音に私は動きを止めた。
全身に寒気が走り、体が硬直してしまう。
今の呼吸音、そんなに近くからじゃなかった。
でも遠くもない距離感で聞こえてきた。
この部屋の中のどこか、上の方から……。
恐怖で固まってしまった首でジリジリと上を向く。
そこにあったのは換気口だった。
スゥ……ハァ……。
換気口が呼吸をしている?
いや、違う。
「なにか食べてお腹がいっぱいになればまた寝れるわよ」
自分自身に言い聞かせて着替えに手を伸ばす。
スゥ……ハァ……。
確かに聞こえてきた呼吸音に私は動きを止めた。
全身に寒気が走り、体が硬直してしまう。
今の呼吸音、そんなに近くからじゃなかった。
でも遠くもない距離感で聞こえてきた。
この部屋の中のどこか、上の方から……。
恐怖で固まってしまった首でジリジリと上を向く。
そこにあったのは換気口だった。
スゥ……ハァ……。
換気口が呼吸をしている?
いや、違う。



