甘い恋を、もう一度。

思わず俯いてしまった。

「ー華恋。」

え…?

「は、はい…」

「俺が幸せにすると約束する。
だから…結婚してくれないかっ…」

わたしはもう一度のプロポーズに、驚いてしまった。

「え、えと…」

必死そうなイケメンさんに、戸惑ってしまう。

「ま、まずはお友達から、で良いですかっ…。」

このまま分かったと言っても、良くないと思うし…。

友達からなら、全然構わない。

「…そうか。」

ふっと微笑んだイケメンさんは悔しいぐらいイケメン。

「あっ…お名前聞いてもいいですか?」

なんて言うんだろう…っ、気になるっ…!

「日比谷 綾人(ひびや あやと)」

綾人、さんっ…。

わたしは嬉しくてにこにこ微笑む。

「よろしくお願いしますっ。」

ーわたしの初めての初恋が始まる。