美風の結果は、可もなく不可もなくで、現状が続くと出ているとあった。
「たかが占いではあるけど、信憑性があるな」
美風が顎に手をやって言った。
「下手なこと言われて期待するよりは今のが良いな。本当は良い目を期待してたんだけど。」
「良いじゃん良いじゃん、現状維持で。」
理央が言った。
「だって、樋山くんの満願成就、って恋との恋愛だったら、上野くんはどうなるのって話になるよ。」
「確かに。三角関係にならない。それじゃ記事がつまらないわ。」
「新田さん自身の問題だからしょうがない。僕は新田さんの今後さえ良ければそれで良いよ。」
「終わった?」
ちょっと離れたところに立っていた宗介が聞いた。
「おつかれ。僕にはかなり妙な事してる様に見えるけど。もう帰るんだろ?。」
恋が頷いた時、カーテンの向こうの隣のブースから、突然静かに声を掛けられた。
「すみません」



