幼なじみは狐の子。〜黒白王子の三角関係〜番外編・占いの館





 占いの館の入り口は小さく、出ているボードに占いの種類と料金が書かれていて、入って行くと薄暗くお香の様な独特ないい香りがした。

 中のブースは紫色のカーテンで仕切られていた。

 
「西洋星占術にタロット……易……色々な占いがあるんだね。」

「私、星占術詳しいわよ。簡単になら自分でもホロスコープ読めるわ。相性も見れるの。今度黒王子と白王子と姫の相性、占ってあげるわよ。」

「加納先輩オタクなんですね。じゃあ西洋星占術は飛ばして……と。タロットなんかどう?」


 恋達はタロットのブースで、黒いレースの服を着た女の人に今後を占って貰う事にした。


「いいカードが出てますよ。」


 恋を占った女の人が、並べたカードを見ながら言った。


「このまま平穏、とは違いますけど、日常の中に沢山小さな喜びがあります。小さな良い事が続くと出てますよ。」

「恋愛の今後も占えますか?」


 美風が恋の座っている椅子に凭れて、カードを見ながら聞いた。


「ええ」

「じゃあ僕と新田さんの今後を占って貰おう。お願いして良いですか?」



 美風もタロットで今後を見て貰った。