「・・・七楽澪李さん、かな?」
「ひゃっ・・・は、はい!七楽澪李です!」
4月、私七楽澪李は、希少な人外種の生徒が3割を占める超名門葉月学園高等部に、外部性として入学した。
本当は他に志望校もあったんだけど、『我が校に来てくれないか』と打診があって・・・ってもしかして。
「学園長先生・・・ですか?」
「いかにも。学園長の東だよ。きみが我が校に来てくれたことを喜ばしく思う。外部性は七楽さん1人だから入学式はやらないが、それは聞いているね」
「はい」
予想は当たり、学園長先生は穏やかながらも目の奥に鋭い光を秘める、不思議な人だった。
「まぁ、立ち話はここまでにしよう。中にどうぞ」
「はい!よろしくお願いします!」
なんだか敵に回したら駄目そうな人だな・・・。
学園長に導かれ、一礼してから大きな門をくぐる。
「ようこそ、葉月学園へ」
にこやかにそう言う学園長先生に笑顔を返し、私の新たな学園生活が幕を開けた。
♡─────────────────────────♡
「まず荷物を置くために寮の話をしたいんだが・・・」
「はい」
葉月学園といえば寮。
人外種は特に、とても豪華な寮が与えられるらしい。
女子生徒は少ないけど、女子寮とかはあるのかな・・・?
「生徒会に入る気はないかい?」
「はい・・・はい?」
ん?生徒会?あの・・・会長とかがいる?
「葉月学園の生徒会って、人外種の方々で構成されているんじゃ、」
人外種は、人間よりも社会的地位が高い。
いつでも人外種が優位で、優秀なのだ。
「うーん・・・本当はそうなんだけど、問題があってね」
「問題?えっと・・・私に、ですか?」
「あぁ、悪いことではなくて」
え・・・もしかして打診、本当は良くなかった?
あまり生徒さんたちの目に映っちゃだめとか・・・外部性って蔑みの対象だったり・・・⁉
「何故かね、きみは人間のはずなのに・・・。人外種並みの能力を持っているんだ。それも、人外種の中でも上位のね」
「・・・え?いえ、私は人間ですよ。両親も人間です」
私が人外種上位の能力?ないない・・・ない、よね?
わざわざ嘘を吐く理由も分からないけど、私は正真正銘人間だ。
人間同士の夫婦からは人外種は生まれないんだから。
「でもね、その数値が出ているのは事実なんだ」
否定する私に対し、学園長先生が困ったように笑み、首をかしげる。
「ひゃっ・・・は、はい!七楽澪李です!」
4月、私七楽澪李は、希少な人外種の生徒が3割を占める超名門葉月学園高等部に、外部性として入学した。
本当は他に志望校もあったんだけど、『我が校に来てくれないか』と打診があって・・・ってもしかして。
「学園長先生・・・ですか?」
「いかにも。学園長の東だよ。きみが我が校に来てくれたことを喜ばしく思う。外部性は七楽さん1人だから入学式はやらないが、それは聞いているね」
「はい」
予想は当たり、学園長先生は穏やかながらも目の奥に鋭い光を秘める、不思議な人だった。
「まぁ、立ち話はここまでにしよう。中にどうぞ」
「はい!よろしくお願いします!」
なんだか敵に回したら駄目そうな人だな・・・。
学園長に導かれ、一礼してから大きな門をくぐる。
「ようこそ、葉月学園へ」
にこやかにそう言う学園長先生に笑顔を返し、私の新たな学園生活が幕を開けた。
♡─────────────────────────♡
「まず荷物を置くために寮の話をしたいんだが・・・」
「はい」
葉月学園といえば寮。
人外種は特に、とても豪華な寮が与えられるらしい。
女子生徒は少ないけど、女子寮とかはあるのかな・・・?
「生徒会に入る気はないかい?」
「はい・・・はい?」
ん?生徒会?あの・・・会長とかがいる?
「葉月学園の生徒会って、人外種の方々で構成されているんじゃ、」
人外種は、人間よりも社会的地位が高い。
いつでも人外種が優位で、優秀なのだ。
「うーん・・・本当はそうなんだけど、問題があってね」
「問題?えっと・・・私に、ですか?」
「あぁ、悪いことではなくて」
え・・・もしかして打診、本当は良くなかった?
あまり生徒さんたちの目に映っちゃだめとか・・・外部性って蔑みの対象だったり・・・⁉
「何故かね、きみは人間のはずなのに・・・。人外種並みの能力を持っているんだ。それも、人外種の中でも上位のね」
「・・・え?いえ、私は人間ですよ。両親も人間です」
私が人外種上位の能力?ないない・・・ない、よね?
わざわざ嘘を吐く理由も分からないけど、私は正真正銘人間だ。
人間同士の夫婦からは人外種は生まれないんだから。
「でもね、その数値が出ているのは事実なんだ」
否定する私に対し、学園長先生が困ったように笑み、首をかしげる。


