中央に飾られているのは──水浴びをしている子供たちの笑顔の写真。
「これはどこの国の子供たち?」
「ケニア」
写真を真っすぐ見つめながら、彼は続ける。
「乾季と雨季の差が大きく、乾季には日照りが続く。だから、井戸建設や給水支援が進められているそうだ」
水を浴びながら、太陽に照らされた子どもたちの笑顔が、眩しいほどに輝いている。
「……素敵ね」
「これは、俺が初めて買った作品だ」
彼の声が、少しだけ柔らかくなった。
「この写真を撮ったカメラマンは、現地の井戸建設に携わっていたそうだ。その心意気みたいなものが、気に入って買った」
優しい表情の彼を横目に見ていると、「社長」と呼ぶ及川さんの声が聞こえた。
片桐くんは小さく頷き、ジェントルマンのような所作でホールの奥へと私を促す。
胸を高鳴らせながらホールの先へ向かうと──半円状に形どられた展望室のような空間が広がり、中央に白いクロスのかかったテーブルが用意されていた。
「これはどこの国の子供たち?」
「ケニア」
写真を真っすぐ見つめながら、彼は続ける。
「乾季と雨季の差が大きく、乾季には日照りが続く。だから、井戸建設や給水支援が進められているそうだ」
水を浴びながら、太陽に照らされた子どもたちの笑顔が、眩しいほどに輝いている。
「……素敵ね」
「これは、俺が初めて買った作品だ」
彼の声が、少しだけ柔らかくなった。
「この写真を撮ったカメラマンは、現地の井戸建設に携わっていたそうだ。その心意気みたいなものが、気に入って買った」
優しい表情の彼を横目に見ていると、「社長」と呼ぶ及川さんの声が聞こえた。
片桐くんは小さく頷き、ジェントルマンのような所作でホールの奥へと私を促す。
胸を高鳴らせながらホールの先へ向かうと──半円状に形どられた展望室のような空間が広がり、中央に白いクロスのかかったテーブルが用意されていた。



