140字小説

「あなたのキス数えてるんだ」
幼馴染のあかりがニヤリと笑う。
「今日のでちょうど百回目。はい、一回千円だから十万円ね」
「請求すんな!てか幼稚園の時のほっぺのもカウントしてんのかよ!」
「当たり前。払えないなら……」
真っ赤になった彼女が、僕のシャツを引っ張った。
「利息、唇で払って」