140字小説

魔物の前に、猫の勇者がてちてち歩み出た。「子猫で私を倒せると思うな!」猫は欠伸をして、ころんとお腹を見せる。攻撃力1、防御力1、すばやさ1、かわいさ100。魔物は武器を捨て、震える手でお腹を撫でた。「降参だ……」こうして世界は救われ、魔物は猫の下僕になった。