図書室の壁時計を見上げると、針がすべて12のところで止まっていた。「故障かな」と友人が呟くと、先生は「ちゃんと動いているわよ」と笑った。直後、カチリと音がして、黒い一本の太い線が三本に分かれ始めた。 【真相】 12時ちょうどになり、長針・短針・秒針の3本が綺麗に重なって1本の太い線に見えていただけだったから。