百文字ミステリー その違和感、見抜けますか?

彼は私に背を向けたまま、スーッと横へ移動していく。私が追いかけても、彼との距離は全く縮まらない。やがて彼はお客さんの手に取られ、私はそのまま通り過ぎてしまった。彼は一体誰だったのだろう?

【真相】
「私」と「彼」の正体は、回転寿司のレーンに乗って流れている「お寿司」。レーンの上で等間隔に並んで進んでいるため距離が縮まることはなく、彼だけがお客さんに選ばれて取られてしまったのだ。