百文字ミステリー その違和感、見抜けますか?

「オーダー入りました! オムライス一つ!」とホールから元気な声が響く。私は手際よくフライパンを振るい、ふわふわのオムライスを完成させた。皿に盛り付けると、私はそれを自分で美味しそうに平らげた。

【真相】
私が作ったのは客に提供するための料理ではなく、自分の休憩時間に食べる「まかない料理」だったから。店員が伝えたオーダーは私宛てではなく、厨房にいる別の料理人に向けられたものだったのだ。