百文字ミステリー その違和感、見抜けますか?

超満員の路線バス。降り損ねそうになった僕は、背後の降車ボタンを押した。ピンポーンと音が鳴り、バスは次で止まった。「君が押してくれて助かったよ」と隣の男性に感謝されたが、僕はゾッとした。

【真相】
超満員で背後には人が密着していたため、僕が押したのは壁のボタンではなく後ろの人の背中だった。音が鳴ったのは、たまたま別の乗客が本物のボタンを押したからだ。