百文字ミステリー その違和感、見抜けますか?

妹は大好きなイチゴのケーキを食べていた。一番上に乗った真っ赤なイチゴを残したまま、妹は「お兄ちゃんにあげる」と僕の皿に置いた。「いらないの?」と聞くと「嫌いだもん」と笑う。妹の口元は赤く染まっていた。

【真相】
妹は本当はイチゴが大好きなのに、「嫌いだから」と嘘をついて兄に一番美味しいイチゴを譲ってくれたのだ。口元がイチゴの果汁で赤く染まっていたことが、直前までイチゴを美味しそうに味わっていた証拠である。