友人は放課後、毎日本屋へ行き、ある雑誌の表紙を数秒間だけじっと見つめて立ち去る。本を開いて読むわけでも、購入するわけでもない。「買わないの?」と尋ねると、「うん、顔が見られたから満足」と微笑んだ。 【真相】 その雑誌の表紙を飾っていたモデルが、遠くの街へ引っ越してしまって直接会えなくなった友人の幼馴染だったから。