ドアを開け、勝手にズカズカ入る。
「先生、僕は手術したら、助かりますか」
「抗がん剤と併用して、間に合うか微妙なところだ。どうした急に」
「朝日有希って子に言われたんです。生きて欲しいって」
「そうか。なら精一杯生きなきゃな」
「はい。もう治療から逃げません。やれることやってください」
「分かった」
その次の日から、僕の抗がん剤治療が始まった。
有希はどんどん変わっていく僕の姿を見ても何も言わなかった。
外の世界は一面の雪で、まるで春なんて二度と来ないんじゃないかと思わされるくらい辛かった。
「有希、ありがとう。毎日来てくれて」
「暇だからよ」
「有希が暇で良かった。僕を見つけてくれたから」
「また学校に行こう。その時は私もちゃんと学校に行くよ」
「有希が学校に来たら美人が来たって有名になるだろうな」
「なにそれ」
不登校と言っていた有希の力になれるなら、尚更僕は頑張れる。そう思っていた。
「先生、僕は手術したら、助かりますか」
「抗がん剤と併用して、間に合うか微妙なところだ。どうした急に」
「朝日有希って子に言われたんです。生きて欲しいって」
「そうか。なら精一杯生きなきゃな」
「はい。もう治療から逃げません。やれることやってください」
「分かった」
その次の日から、僕の抗がん剤治療が始まった。
有希はどんどん変わっていく僕の姿を見ても何も言わなかった。
外の世界は一面の雪で、まるで春なんて二度と来ないんじゃないかと思わされるくらい辛かった。
「有希、ありがとう。毎日来てくれて」
「暇だからよ」
「有希が暇で良かった。僕を見つけてくれたから」
「また学校に行こう。その時は私もちゃんと学校に行くよ」
「有希が学校に来たら美人が来たって有名になるだろうな」
「なにそれ」
不登校と言っていた有希の力になれるなら、尚更僕は頑張れる。そう思っていた。



