百文字怪奇短編集

 今朝、教室の花瓶が割れていた。放課後から朝まで、ずっと鍵がかかっていたはずなのに。
「これは、密室事件だ!」
 僕が叫ぶと、担任の先生は呆れたように呟く。
「…昨晩、地震があったのをご存知ですか、探偵さん?」