コンコン。

練習室のドアがノックされる。

全員が自然と入口へ視線を向けた。

ドアがゆっくり開く。

最初に入ってきたのはマネージャーだった。

マネージャー「おはよう。」

六人が一斉に挨拶を返す。

VELIX「おはようございます!」

マネージャーは笑いながら後ろを振り返った。

マネージャー「入っておいで。」

その一言で、一人の女の子がゆっくり部屋へ入ってくる。

白いブラウスに黒いパンツ。

少し緊張した表情。

でも、その優しい笑顔は変わらない。

その姿を見た瞬間。

春空の目が大きく見開かれる。

陽も。

伊澄も。

未来も。

そして奈津も。

陽「えっ!」

春空「莉麻ちゃん!?」

病室で別れたはずの女の子が、目の前に立っていた。